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YouTuber 英語講師 Mr. Jun Senesac


YouTuber の英語講師は、たくさんいます。

しかし、この人は別格です。

その人とは、Hapa英会話の Mr. Jun Senesac です。


Jun Shotime.png



彼のYouTubeチャンネルです。

https://www.youtube.com/user/hapaeikaiwa




また、彼はブログも持っています。

https://hapaeikaiwa.com/category/english-column/



さらには、本も出しています。

Mr. Jun Senesec.png





彼は、英語を話そうとする人が、どこで苦労するかを非常によく知っています。


余裕がある

懐かしい



などの日本語は、英語で表現するのに必ず苦労します。


私は彼のようなバイリンガルではありませんが、英語で話している時には、特に日本語で考えてはいません。

しかし、やはり、日本語の語感が潜在意識に残っていて、その日本語的な感覚を英語で表現しようとして、

英語が詰まってしまうことが時々あります。



「これは懐かしい味だ」と思ったとき

(あれ?? これ、英語では、どう表現するんだろう???)

”This taste makes me recall the old memories nostalgically of the days when I was・・・”

(えーと・・・えーと・・・どーでもいーけど、長すぎるな、この英語・・・) 

みたいな感じになります。




彼は、こういう、英語を話す日本人なら必ず一度は悩む「英語にしずらい日本語、または日本的感覚」を上手に英訳してくれます。


また、学校ではなかなか教えてくれない「口語英語」も非常に分り易く教えてくれます。


ぜひ、チェックしておいてください。







注:受検には、あまり役に立たないかもしれませんが、これから、外国に行って、外国人と話をしようという人には最適な先生です。


2018-04-25 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大谷翔平に、米国のマスコミは手のひらを返した


エンゼルスの大谷翔平

米国メジャー・リーグでデビューしてすぐ、ホームランを3本打ち、ピッチャーとしても2勝を上げました。

しかも、7回を投げて三振が12個という凄まじさです。


http_%2F%2Fo.aolcdn.jpg


すると、アメリカのマスコミは、手のひらを返したように大谷を褒め称えたわけですが・・・

さて、この 手のひらを返す って、英語では一体何と言うのでしょうか?
(大体、私は、いーっつも、こんな事ばかり考えているわけです)

手のひら返し.png





いろいろ調べましたが、一番「しっくり」くるのが

Turn a 180 でした。

https://eow.alc.co.jp/search?q=turn+180



つまり、turn 180 degrees (180度、方向転換をする)というのを短縮して、そう言うようです。


ちなみに、

turn a 180 は、turn a one eighty と発音し、hundred は、通常、省略するようです。

だから、実際に聞くと、ターンナ(ターンダ(過去形)、ターンザ(三単現))ワンネイリー と聞こえると思います。


私は、実際に、そのように話した事はありませんが、今度、チャンスがあったら使ってみたいと思います。


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2018-04-12 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

藤井颯太の恩返し


藤井颯太6段が師匠である杉本7段と、公式戦で対局し、勝利しました。


shougi.png


それを日本では、「師匠に恩返しした」と表現しました。

この 藤井颯太の恩返し って英語では何と言うのでしょうか?



ちなみに、日本の昔ばなしである「鶴の恩返し」は英語では The Grateful Crane と訳されています。







でも、The Grateful Craneでは「感謝深い鶴、感謝を忘れない鶴」という意味です。


恩返し は、英語では何というのでしょう?

そう思って、英辞郎を調べてみました。

すると、repayment  と出てきました。


https://eow.alc.co.jp/search?q=%E6%81%A9%E8%BF%94%E3%81%97&ref=sa


でも、ちょっと、待ってください。

Repayment って「債務返済」のことではないのでしょうか?

恩は、債務ですか?



そこで、もっとネット上で調べると、

アメリカ人のセインさんが、

I will pay you back

という英語訳を示しています。

http://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/1021/


Pay back も同じ「返済する」という英語です。

実は、さきほどの鶴の恩返しの英訳版を見ても、8:08 (8分8秒目)に、はっきりと、

I came here to repay you for your kindness

と言っています。





ここまで repay だの pay back だのと言われると、「やはりそうなのか。でも、本当か?」 と思い、更に調べてみました。


どのように調べるのかと言うと、私が他の記事でも言っているように語源を調べるのです。



https://www.etymonline.com/word/pay?ref=etymonline_crossreference

ここを見ると、このように書いてあります。

pay (v.)
c. 1200, "to appease, pacify, satisfy," from Old French paier "to pay, pay up" (12c., Modern French payer), from Latin pacare "to please, pacify, satisfy" (in Medieval Latin especially "satisfy a creditor"), literally "make peaceful," from pax (genitive pacis) "peace" (see peace). Meaning "to give what is due for goods or services" arose in Medieval Latin and was attested in English by early 13c.; sense of "please, pacify" died out in English by 1500. Sense of "suffer, endure" (a punishment, etc.) is first recorded late 14c. Related: Paid; paying.


つまり、pay とは、クレディター(債権者、借りのある人)を満足させることであると書いてあります。

そして、それは、古い語源では pax から来ているというのです。

パクス・ロマーナ(ローマの平和)と、高校時代に世界史の授業で習った、あのパクスです。


つまり、pay というのは、語源的には pax に由来し、貸しのある側と借りのある側との関係を、pacify (安定化)することです。


なーるほど・・・・



確かに、恩返しというのは、そういうことです。




余談ですが、ついでに、この「払う」という言葉の語源も調べようと思いました。

しかし、英語の場合と異なり、日本語の語源に関する権威ある辞典がオンライン上には存在しません。


しかし、相当な数の人が、「払う」は、「祓う」と、日本語の語源としては同じだと主張しています。

お金のときに、中国文字の「払」を
穢れのときに、中国文字の「祓」を当てているだけだ、ということです。


つまり、お金を払う行為は、貸し借りによって穢れた関係を「祓う」行為だということです。



これが本当ならば、

日本語の「払う」と 英語の pay とは、基(もと)となる発想が全く同じであるということになります。





話を 恩返し の英訳に戻しますが、


「藤井颯太の恩返し」を英語に翻訳すると


Repayment by Souta Fujii となり、これで正しいというのが、今日の結論です。


2018-03-17 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

立教大学の 英語による日本酒・ワイン講座


我が母校の立教大学が、何と、「日本酒」を英語で説明する講座を持ちました。


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立教大学の講座説明ウェブサイト → http://www.rikkyo.ac.jp/news/2017/05/qo9edr000000n9fa.html



日本酒の英語での説明に四苦八苦するというのは、私にも経験があります。

実は、私は、日本の様々な地域の特産物(半分以上は日本酒でした)を欧州で販売キャンペーンする為の資料の英訳に携わったことが2回もあります。

いやー、 酒の翻訳はホントに難しいです。

「辛口」の酒? 辛い?

エスニック料理が辛かったら、それは スパイシーでしょうけど、日本酒の辛いってどう訳すんだ?という感じです 

(もっとも、英語で甘くないワインを dry wine と表現するようなので、おそらく dry Sake で通じるだろうと、今は思っていますが)



酒の蔵人? もろみ? どう訳すんだ?




しかし、このような日本の食文化などを正しく外国人に伝えることは、今後さらに重要性を増してくると思います。

なぜなら、新興国がドンドン工業化してくる中で、日本の輸出競争力は落ちる一方だからです。

輸出どころか、日本のお家芸のはずであった弱電製品の携帯電話市場まで輸入製品に席巻される始末です。


では、今後、ドンドンこの調子で輸入していくと、最後どうなるか?

輸入するときに外貨で払うわけですから、円を売って外貨を買うので円安になっていきます。

外貨ではなく円で支払っても、円を受け取った外国企業が、いずれはその円を売るわけですから、長期的には同じことです(つまり、輸入=円安要因)。

国家として見ると、輸出で外貨を獲得できずに、輸入ばかりしていると、ドンドン円が安くなります。

つまり、海外の製品が、円建てで見るとドンドン高くなっていき、最後は、買えない、つまり輸入できない状態になります。

つまり、日本人の生活は、ドンドン貧しくなるわけです。

ここまで、ドンドンを5回も言いましたが、本当にドンドンそうなっていきます。


そうならない為には、日本の輸出競争力を維持しなければなりません。

しかし、それが難しい。


だから、輸出競争力の維持に向けた取り組みの他に、他の手段で外貨を稼ぐ努力も必要です。

それは、今のところ、海外からのインバウンド観光と、海外からの知的財産権使用料の徴収です。


海外からの旅行者を増やそうとするのは、21世紀に入ってからの国策のようですが、今のところ順調に増えています。

もっとも、インバウンド観光は日本のGDPの1%にも満たない状態なので、まだまだ拡大の余地はあるでしょう。

そういった流れの一環として、日本酒の英語説明講座というのは、まさに先を見越した一手だと思います。

日本は、文化を輸出するステージに入っているのです。

その中には、アニメやゲームなどの果たす役割も大きいようです。

日本のアニメを見て、日本語や日本文化に興味を持つ。

旅行に一度来てみると、感動してリピーターになる。

そういう流れが順回転しているようです。





また、国内特許の国際特許化というのも重要です。

著作権などの知的財産権は、しっかり確立しなければなりません。

ドラえもんを勝手に商品化しているのは、中国だけとは限りません。

こういうところで、こまめに外貨を稼ぐ努力が必要です。




理科系出身だけれども、英語が得意だと思う方は、特許翻訳に挑戦してはいかがでしょう。

フリーランスの翻訳家で、年収1,200万円くらい稼いでいる人も、特許翻訳家の中には大勢いるようです。

「いるようです」というのは、私自身は自分で特許翻訳をやらないので、あくまでも伝聞です。


立教大学も、翻訳講座というのを更に発展させて、特許翻訳講座くらい開設して欲しいものです。

それは、まさに国益に適うことでもあります。


2018-02-05 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

語源で覚える英単語 4700語

今日は、また、英語学習に役立つアプリをご紹介します。

これは、特に、大学受験勉強まっさかりの高校生や浪人生におススメしたい教材です。


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その名も 語源で覚える英単語 4700語 です。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wordOrigin&hl=ja



私は、以前から、「英単語は、一度語源に触れておくと、その後、効率的に学べる」と主張してきました。


以前の記事 → 英語は語源から覚えよう


ですから、それなりに語源は知っているつもりでしたが、このアプリで新たに覚えた語源も沢山あります。


そして、このようなアプリを無料で使える現代の若者を羨ましいとも思います。

これをスマホにインストールすれば、電車の移動時間や、寝る前の僅かな時間などを有効活用して、ボキャビルに取り組むことができます。

何より、非常に効率的に単語を記憶していくことができます。


例えば、

Disaster が 災難、大惨事 と言う意味であることは、当然、知っていましたが、しかし

dis (否定)+ aster (星) が語源であることは、このアプリを通して初めて知りました。



大惨事は、「星に見放されることによって起こる」と昔の西洋人が考えていた証拠です。

昔の西洋人の発想に占星術が深く関与していたことがうかがわれますね。

つまり、disaster は、astronomy 天文学 などと語源的に関係があったのです。



余談ですが、ケプラーの法則 で有名なケプラーの職業をご存じですか?

学校の先生としてのキャリアもありますが、なんと、ケプラーの職業は 占星術師 です。

情報出所 → Wikipedia ヨハネス・ケプラー




話を戻しますが、

更に、例を挙げると、アスタリスクというマークは、

aster(星)+ isk(小さい)が語源です。

だから、小さな星印を アスタリスク・マーク と呼ぶのです。




このように一度、語源を知って単語を覚えると、忘れずらくなりますし、忘れても思い出しやすくなります。

さらに、知らない単語に出会っても、なんとなくカンも働くようになります。



無料のアプリなので、ぜひ、一度使ってみることをおススメします。






注意:
本ブログ管理人は、当該アプリケーションと貴方のデバイスとの互換性について、一切、確認しておりません。

かかる確認は、貴方が自己責任で行ってください。

本アプリのインストールを原因として、または本アプリのインストールに関連して、貴方のデバイスに如何なる影響が及ぼうとも、本ブログ管理人は一切責任を負いません。


2018-01-27 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカ英語 VS イギリス英語

私たちは、学校で英語を教わります。

しかし、英語の授業と言いながら、戦後の学校教育では、基本的にアメリカ英語(米語)を教わってきました。

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しかし、他の記事で私も繰り返し言っていますが、日本を一歩出ると標準語はイギリス英語です。

ブロークン英語でも、イギリス英語から崩れたものが殆どです。

そこで、英語と米語の違いを聞きわける良い教材はないかと考えていましたが、昨日、偶然、それを発見しました。


イギリス英語とアメリカ英語の違いを聞きわけるのに役立つアプリケーションで、しかも無料です。


https://play.google.com/store/apps/details?id=com.english1.english15000wordwithpicture 


全部の単語に(イギリス英語とアメリカ英語の)両方の発音が付いているわけではないですが、大部分はカバーされています。



一度聞いておくと、実際の場面でも役に立つことがあるかもしれません。

ゲームとして使っても面白いと思います。




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2018-01-14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英検協会の差別化戦略

今さらですが・・・

2016年10月14日に英検協会が重大な発表をしている事に気が付きました。


それは、

実用英語技能検定「準2級」と「3級」に

2017年度からライティングテストを導入するというものです



つまり、従来、英検2級からであった英作文の試験が英検3級からになるということです。

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英検が、これまで以上に、英語のライティング能力を重視し始めたのです。

これは非常に良い差別化戦略だと思います。



英検合格者の特徴は、アウトプットに強いことです。

アウトプットとは、話すこと、書くことです。



世間全般、TOEICの評価が高まっており、英検の権威は昔ほど高くないという人もいます。

しかし、TOEICで900点以上を保持しているにも拘わらず、英語を全然書けない人、話せない人を見たことはありませんか?

私は何人も見てきています。

それもそのはずで、TOEICは情報処理系の試験なのです。

大量の情報を目の前にして、いかに速く重要ポイントを押さえるかという能力を重視しています。

スピーチや会話の試験どころか、英作文の試験すらありません。


私は、本業が翻訳家なので、英語の試験と合格者の英作文能力との関係を良く知っています。

会話能力も、文章を書く能力も、当然、英検一級合格者は非常に高いものを持っています。

英検一級合格者のリーディング、リスニングの能力はTOEICに換算すると、平均900点くらいの水準かもしれません。

しかし、英検一級合格者の話す能力、特に書く能力は、TOEICに換算すると950点以上になります(あくまでも私見ですが)。

実際には、TOEICには話す能力と書く能力を試す部分はありません。
だから、このような換算は客観的には不可能です。

私が言いたいのは、あくまでも私の観察に基づきますが、TOEICで950点以上を取っている人であれば、話す能力も書く能力も、大体、英検一級合格者と良い勝負だろうということです。


もっとも、話すだけならば、英検一級合格者よりも、むしろ国連英検特A級合格者の方が平均レベルは高いです(A級合格者では物足りません。あくまでも 特A級 の合格者の話です)。


しかし、国連英検の特A級合格者も、翻訳をさせてみると意外とたいしたことはありません。

あくまでも会話に強いのです(もちろん、特A級合格者にも書く能力の高い人はいるでしょうが)。



TOEICに至っては、過去問を何回も解いて対策を練り、それでようやく900点を超えたような人は

「なんとか、自分の言いたいことを話して通じさせることはできます」という程度です。


また、英語を書くのもあまり得意ではなさそうです。



というわけで、英語を書く能力を最もよく保証できる資格は、英検一級です(キッパリッ!)


その英検の特徴を活かし、他の試験との差別化を図る為、英作文の試験を3級から始めるのは良い事だと思います。




編集後記
しかし、私は、特に英検対策として、英作文の練習に時間を取り過ぎる事には賛成できません。

http://bbsenglishbbs.seesaa.net/article/411443998.html


あくまでもインプット中心で勉強を進め、いつの間にかアウトプットも出来るようになっているのが理想的だと思います。


武山光良


2017-03-17 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Happy New Year は「明けましておめでとう」ではない?

新年、明けましておめでとうございます。

2017年が、読者の皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

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ところで、この「明けまして、おめでとうございます」って、英語では何というのでしょうか?

これが Happy New Year ! であることは、誰でも知っています。

確かに、それで間違いありません。

ですが、Happy New Year と言うのは、新年が明けてからではなくて、12月の方がむしろ頻繁に言っているように思います。

アメリカ人は、12月に入るとクリスマス休暇を取ります。
その休暇を取る前に、クリスマスカードを送り合います。
これは、12月に入ると直ぐに始まります。

そこに書いてあるのは、

I wish you a merry Christmas and a happy new year!

という言葉です。

直訳すると「楽しいクリスマスと、幸せな新年をお迎えください」ということです。

12月から既に Happy New Year という表現をよく使っているのです。

だから、この時使われる Happy New Year に一番適切な日本語訳は
「良いお年を」ということになります。

もちろん、年が明けてから Happy New Year と言っても良いのです。
特に、カウントダウンが終了して、夜の12時を回った瞬間は
花火も上がり、Happy New Year! とお互いに祝福しあいます。

ただ、先ほども言いましたように、
Happy New Year を一番よく聞く(または見る)のは、12月、彼らがクリスマス休暇に入る直前の挨拶の時です。


ご参考までに、クリスマスの歌をご紹介します。





はっきりと、Happy New Year と言っていますね。


そもそも、「新年、明けましておめでとうございます」という日本語は、お正月という日本の伝統行事と深く結びついた言葉です。

お正月は、中国から日本に入った文化です
(もっとも、お正月の本家である中国では旧暦に基づいてお祝いしていますが)。

ですから、中国や日本は新年を盛大に祝賀します。

しかし、欧米人は、1月1日だけはお祝いしても、1月2日にはもう日常に戻ります。
だから、Happy New Year は、1月1日だけです。

ただ、会社の同僚と顔をあわすのは、1月2日が最初ですから、
その時に Happy New Year と挨拶しても特に問題はないでしょう。

ですが、そこまでです。


一方、日本語の「明けまして、おめでとうございます」は
1月7日頃でも、新年になってから初めて会った人には
「明けまして、おめでとうございます」というのが習わしです。


つまり、「明けましておめでとう」と Happy New Year とは似ていますが
完全に同じではないということです。

このケースに限らず、祭りとか伝統行事などは、英語にならないか、あるいは無理に訳すとかえっておかしくなる場合が多いです。



ながなが書いて申し訳ありませんでした。

皆様には、今年、満天の夜空に降り注ぐ流星群のように、幸運が舞い降りて来ることを心よりお祈り申し上げます。

I really wish you a happy new year!



2017-01-01 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オバマ大統領 真珠湾スピーチ

オバマ大統領は、演説の達人です。

そのオバマ大統領が、真珠湾の地で日本の安倍首相と共に歴史的なスピーチを行いました。

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その映像がYouTubeにあったのを見つけたので、シェアします。

また、スピーチの内容となる英語も、海外のサイトで原文を発見したので載せておきます。


ところで、真珠湾は、私も1997年に訪れました。

アリゾナ・メモリアルの上に立ち、真下の水面を見ると・・・・

30メートル位の水深でしょうか?
海底に、撃沈された戦艦アリゾナの影が、肉眼でもうっすらと確認できます。

そこには、まだ500人ほどの米兵が救助できないまま眠っています。

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沈没から50年以上経つのに、その戦艦アリゾナから、
ときおり、小さな工業油の泡が、プカリまたプカリと海面に浮かび上がってきます。

非常になまなましい状況の中、私の周りのアメリカ人達の中には花を海面に投げ入れて犠牲者のご冥福を祈っている人もいます。

もしかしたら、犠牲者の血縁者もいたかもしれません。

非常に肩身の狭い思いをしながら、こうしてアリゾナ・メモリアルを見学し、その後、映画も見ました。

映画と言うのは、真珠湾攻撃を命がけで8ミリに収めたアメリカ人がおり、その方が撮った映像です。

時間にすると、約15分程度です。




私が訪問した際、ポツダム宣言受諾の舞台となった戦艦ミズーリは、修理の真っ最中でした。

修理中でなければ記念艦として見学が可能だったのに、大変残念でした。

しかし、通常は戦艦ミズーリの中に展示されているポツダム宣言の受諾書が、
実にあっけなくというか、その映画館の柱に掛けられた状態で展示されていました(無論、触ることができないようにチェーンで防護されてはいましたが)。

太平洋戦争終結の証拠となるポツダム宣言を、私は目の先50センチちょっとの距離で読み、特に最後のパラグラフには、恐怖と驚愕を覚えました(このページの一番下に、ブログ読者の英語学習の為に、ポツダム宣言の原文も記載しておきます)。



真珠湾を訪問した私の印象は、真珠湾攻撃に対する現代のアメリカ人の考え方は、日本人が思っているようなものではないということでした。


日本人は、自虐的すぎます。
マスコミは、特にそうです。




このスピーチの中でオバマ大統領が言っていることは、きれいごとではなく、
本当に現在のアメリカ人の大多数の意見だと私は思います。


真珠湾は、ワイキキのすぐそばです。

ワイキキには、ものすごく大勢の日本人が訪れるのに、なぜ、ほとんど誰も真珠湾に行こうとしないのか、不思議です。

もし、ハワイに行くことがあれば、ぜひ真珠湾にも行ってみることをお勧めします。

英語を学ぼうとする人は、日本の文化や歴史、そして価値観をを正しく外国人に説明できなければいけないと思うからです。



オバマ大統領のスピーチは、動画の17分目からです。




Prime Minister Abe, on behalf of the American people, thank you for your gracious words.
Thank you for your presence here today − an historic gesture that speaks to the power of reconciliation and the alliance between the American and Japanese peoples; a reminder that even the deepest wounds of war can give way to friendship and lasting peace.

Distinguished guests, members of our armed forces − and most of all, survivors of Pearl Harbor and their loved ones − aloha.

To Americans − especially to those of us who call Hawaii home − this harbor is a sacred place. As we lay a wreath or toss flowers into waters that still weep, we think of the more than 2,400 American patriots − fathers and husbands, wives and daughters − manning Heaven’s rails for all eternity.

We salute the defenders of Oahu who pull themselves a little straighter every Dec. 7, and we reflect on the heroism that shone here 75 years ago.

As dawn broke that December day, paradise never seemed so sweet.

The water was warm and impossibly blue.
Sailors ate in the mess hall, or readied themselves for church, dressed in crisp white shorts and T-shirts.

In the harbor, ships at anchor floated in neat rows: the California, the Maryland and the Oklahoma, the Tennessee, the West Virginia and the Nevada.


On the deck of the Arizona, the navy band was tuning up.

That morning, the ranks on men’s shoulders defined them less than the courage in their hearts.

Across the island, Americans defended themselves however they could − firing training shells, working old bolt-action rifles.

An African-American mess steward, who would typically be confined to cleaning duties, carried his commander to safety, and then fired an anti-aircraft gun until he ran out of ammo.

We honor Americans like Jim Downing − a Gunner’s Mate 1st class on the West Virginia.

Before he raced to the harbor, his new bride pressed into his hand a verse of Scripture: “The eternal God is thy refuge, and underneath are the everlasting arms.”

As Jim fought to save his ship, he simultaneously gathered the names of the fallen so that he could give closure to their families.

He said, “It was just something you do.”

We remember Americans like Harry Pang − a fireman from Honolulu who, in the face of withering fire, worked to douse burning planes until he gave his last full measure of devotion − one of the only civilian firefighters ever to receive the Purple Heart.

We salute Americans like Chief Petty Officer John Finn, who manned a .50-caliber machine gun for more than two hours and was wounded more than 20 times, earning him our nation’s highest military decoration, the Medal of Honor.

And it is here that we reflect on how war tests our most enduring values − how, even as Japanese Americans were deprived of their own liberty during the war, one of the most decorated military units in the history of the United States was the 442nd Infantry Regiment and its 100th Infantry Battalion − the Japanese-American Nisei.

In that 442nd served my friend and proud Hawaiian, Daniel Inouye − a man who was a senator from Hawaii for most of my life and with whom I would find myself proud to serve in the Senate chamber; a man who was not only a recipient of the Medal of Honor and the Presidential Medal of Freedom, but was one of the most distinguished statesmen of his generation as well.

Here at Pearl Harbor, America’s first battle of the Second World War roused a nation.

Here, in so many ways, America came of age. A generation of Americans − including my grandparents − the Greatest Generation − they did not seek war, but they refused to shrink from it.

And they all did their part on fronts and in factories.

And while, 75 years later, the proud ranks of Pearl Harbor survivors have thinned with time, the bravery we recall here is forever etched in our national heart.

I would ask all our Pearl Harbor and World War II veterans who are able to, to please stand or raise your hands − because a grateful nation thanks you.

The character of nations is tested in war, but it is defined in peace.

After one of the most horrific chapters in human history − one that took not tens of thousands, but tens of millions of lives − with ferocious fighting across this ocean − the United States and Japan chose friendship and peace.

Over the decades, our alliance has made both of our nations more successful.

It has helped underwrite an international order that has prevented another World War and that has lifted more than a billion people out of extreme poverty. And today, the alliance between the United States and Japan − bound not only by shared interests, but also rooted in common values − stands as the cornerstone of peace and stability in the Asia Pacific and a force for progress around the globe.

Our alliance has never been stronger.

In good times and in bad, we are there for each other. Recall five years ago, when a wall of water bore down on Japan and reactors in Fukushima melted, America’s men and women in uniform were there to help our Japanese friends.

Across the globe, the United States and Japan work shoulder-to-shoulder to strengthen the security of the Asia Pacific and the world − turning back piracy, combating disease, slowing the spread of nuclear weapons, keeping the peace in war-torn lands.

Earlier this year, near Pearl Harbor, Japan joined with two dozen nations in the world’s largest maritime military exercise.

That included our forces from U.S. Pacific Command, led by Adm.

Harry Harris, the son of an American Naval officer and a Japanese mother.

Harry was born in Yokosuka, but you wouldn’t know it from his Tennessee twang.

Thank you, Harry, for your outstanding leadership.

In this sense, our presence here today − the connections not just between our governments, but between our people, the presence of Prime Minister Abe here today − remind us of what is possible between nations and between peoples.

Wars can end.
The most bitter of adversaries can become the strongest of allies.
The fruits of peace always outweigh the plunder of war.
This is the enduring truth of this hallowed harbor.

It is here that we remember that even when hatred burns hottest, even when the tug of tribalism is at its most primal, we must resist the urge to turn inward.

We must resist the urge to demonize those who are different.

The sacrifice made here, the anguish of war, reminds us to seek the divine spark that is common to all humanity.

It insists that we strive to be what our Japanese friends call otagai no tame ni − “with and for each other.”

That’s the lesson of Capt. William Callaghan of the Missouri. Even after an attack on his ship, he ordered that the Japanese pilot be laid to rest with military honors, wrapped in a Japanese flag sewn by American sailors.

It’s the lesson, in turn, of the Japanese pilot who, years later, returned to this harbor, befriended an old marine bugler and asked him to play taps and lay two roses at this memorial every month − one for America’s fallen and one for Japan’s.

It’s a lesson our two peoples learn every day, in the most ordinary of ways − whether it’s Americans studying in Tokyo, young Japanese studying across America; scientists from our two nations together unraveling the mysteries of cancer, or combating climate change, exploring the stars.

It’s a baseball player like Ichiro lighting up a stadium in Miami, buoyed by the shared pride of two peoples, both American and Japanese, united in peace and friendship.

As nations, and as people, we cannot choose the history that we inherit.

But we can choose what lessons to draw from it, and use those lessons to chart our own futures.

Prime Minister Abe, I welcome you here in the spirit of friendship, as the people of Japan have always welcomed me.

I hope that together, we send a message to the world that there is more to be won in peace than in war; that reconciliation carries more rewards than retribution.

Here in this quiet harbor, we honor those we lost, and we give thanks for all that our two nations have won − together, as friends.

May God hold the fallen in his everlasting arms.

May he watch over our veterans and all who stand guard on our behalf. May God bless us all.

Thank you.





附属資料:ポツダム宣言(原文)

Proclamation Defining Terms for Japanese Surrender

           Issued at Potsdam, July 26, 1945

(1) We−the President of the United States, the President of the National Government of the Republic of China, and the Prime Minister of Great Britain, representing the hundreds of millions of our countrymen, have conferred and agree that Japan shall be given an opportunity to end this war.
(2) The prodigious land, sea and air forces of the United States, the British Empire and of China, many times reinforced by their armies and air fleets from the west, are poised to strike the final blows upon Japan. This military power is sustained and inspired by the determination of all the Allied Nations to prosecute the war against Japan until she ceases to resist.
(3) The result of the futile and senseless German resistance to the might of the aroused free peoples of the world stands forth in awful clarity as an example to the people of Japan. The might that now converges on Japan is immeasurably greater than that which, when applied to the resisting Nazis, necessarily laid waste to the lands, the industry and the method of life of the whole German people. The full application of our military power, backed by our resolve, will mean the inevitable and complete destruction of the Japanese armed forces and just as inevitably the utter devastation of the Japanese homeland.
(4) The time has come for Japan to decide whether she will continue to be controlled by those self˗willed militaristic advisers whose unintelligent calculations have brought the Empire of Japan to the threshold of annihilation, or whether she will follow the path of reason.
(5) Following are our terms. We will not deviate from them. There are no alternatives. We shall brook no delay.
(6) There must be eliminated for all time the authority and influence of those who have deceived and misled the people of Japan into embarking on world conquest, for we insist that a new order of peace, security and justice will be impossible until irresponsible militarism is driven from the world.
(7) Until such a new order is established and until there is convincing proof that Japan’s war˗making power is destroyed, points in Japanese territory to be designated by the Allies shall be occupied to secure the achievement of the basic objectives we are here setting forth.
(8) The terms of the Cairo Declaration shall be carried out and Japanese sovereignty shall be limited to the islands of Honshu, Hokkaido, Kyushu, Shikoku and such minor islands as we determine.
(9) The Japanese military forces, after being completely disarmed, shall be permitted to return to their homes with the opportunity to lead peaceful and productive lives.
(10) We do not intend that the Japanese shall be enslaved as a race or destroyed as a nation, but stern justice shall be meted out to all war criminals, including those who have visited cruelties upon our prisoners. The Japanese Government shall remove all obstacles to the revival and strengthening of democratic tendencies among the Japanese people. Freedom of speech, of religion, and of thought, as well as respect for the fundamental human rights shall be established.
(11) Japan shall be permitted to maintain such industries as will sustain her economy and permit the exaction of just reparations in kind, but not those which would enable her to re˗arm for war. To this end, access to, as distinguished from control of, raw materials shall be permitted. Eventual Japanese participation in world trade relations shall be permitted.
(12) The occupying forces of the Allies shall be withdrawn from Japan as soon as these objectives have been accomplished and there has been established in accordance with the freely expressed will of the Japanese people a peacefully inclined and responsible government.
(13) We call upon the government of Japan to proclaim now the unconditional surrender of all Japanese armed forces, and to provide proper and adequate assurances of their good faith in such action. The alternative for Japan is prompt and utter destruction.






2016-12-31 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2匹のマングース? 

マングースという動物がいます。

mongoose-006.jpg

スペルは、mongooseです。

では、この複数形は何でしょう?

そんなもん、mongooses に決まっているじゃないかって?

でも、よく考えてください。

goose (ガチョウ)の複数形は、geese なのですよ。

これは、foot の複数形が feet だったり、
tooth の複数形が teeth だったりするのと同じです。


実は、さっき、学生時代に読んだ「英語の笑い話」を思い出したのです。

こんな話です。



ある大学の研究者が、実験用に2匹のマングースを欲しいと思った。

そこで、彼は手紙を書いた。

「マングースを2匹送ってください」(Please send me two mongooses

ところが、少し考えてから、文章を書きなおした。

「マングースを2匹送ってください」(Please send me two mongeese



そこで、彼は考え込み、しばらくしてから、また次のように書き直した。

「マングースを1匹送ってください。その1匹を送るのが完了したら、追加で更にもう1匹送ってください。」



上の話が、英語を母国語とする人にとって、その心情が理解できる「複数形あるある」だから可笑しいわけです。

結局、この研究者は、mongooses という複数形に完全な確信は持てなかったのです。
たぶん、正しいだろう。しかし、万が一、間違っていたら恥ずかしい。
そのような不名誉を被るリスクを回避する為ならば、余計な手間とお金がかかっても、いたしかたないことだ・・・・


もちろん、本当の答えは、mongooses です。

http://eow.alc.co.jp/search?q=mongoose&ref=sa




どうも、oo が複数形では ee になるのは、古ゲルマン語由来の言葉の一部にのみ見られる現象のようです。


複数形は奥が深いので、英文法データベースの一部として、別な機会に、1つの記事にまとめようと思います。


2016-09-19 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

便利な英文校正ツール Grammarly のご紹介

このところ、ずっと「英語よもやま話」ばかりでしたが、

久しぶりにお勧めできる教材というかツールを発見しました。

Grammarly というツールです。


Grammarly .png


英語を書いた後の校正をしてくれるツールです。

私は、翻訳家なので有料版を使っていますが、一般の人は無料版でも十分に役に立つと思います。

これは、Google Chrome を使っていることが前提条件ですので、まずは Google Chromeをインストールしてください。


私は現在、このツールを Word原稿 に利用しています。

スペルチェックはもちろんのこと、文法チェックもしてくれます。

仕事などで英語を書く機会のある方は、ぜひインストールして活用してください。


https://www.grammarly.com/







注意:
本ブログ管理人は、当該アプリケーションと貴方のデバイスとの互換性について、一切、確認しておりません。

かかる確認は、貴方が自己責任で行ってください。

本アプリのインストールを原因として、または本アプリのインストールに関連して、貴方のデバイスに如何なる影響が及ぼうとも、本ブログ管理人は一切責任を負いません。





2016-08-22 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イチロー「先生はいなかった」

イチローが、記念すべき3000本のヒットを打ったあと、フロリダのテレビでインタビューされているビデオが、ネット上にありました。

Untitled.png



いつまでこのビデオがアップされているかはわかりませんが、ご参考までにシェアします。

これは、直接的な著作権侵害になりますので、ここに直接、ビデオを貼り付けることはできません。

ご自身で、訪問してください。



驚くべきは、イチローのあのゴルフのようなスイングは、本当にゴルファーの真似をしたことから始まっているという話です。

「先生はいなかった。

ゴルファーの真似をした。

プロに入って、「ちゃんとしたスイングを教えるから、学びなさい」というコーチの申し出を断った。

そして、そのことが、今日の自分を築いた。」・・・だそうです・・・・




全くの自己流で、100年に1人の選手になった。

それがもし本当だとしたら、間違いなく天才だと思います。

この話が英語の学習に通じるとは思えませんが、

とりあえず、このビデオには英語が流れていますので、練習だと思って聞き取りに挑戦してください。



http://www.foxsports.com/florida/video?vid=744078915563





2016-08-18 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

父は、私のガールフレンドを見て「目を細めた」? 


Father saw my girlfriend and narrowed his eyes.

これはどういう意味でしょうか?

「父は、私のガールフレンドを見て、目を細めた。」

そういう意味です。

しかし、違うのは、目の細め方です。

つまり、日本語とは意味する内容が正反対なのです。

「父は、私のガールフレンドを見て、目を細めた。」


url.jpg


これは日本語では、「父は微笑んだ」ことを意味します。



しかし、英語の narrow one's eyes は違います。


images.jpg




以下の、英辞郎の訳を参照してくだい。

http://eow.alc.co.jp/search?q=narrow+one%27s+eyes

http://eow.alc.co.jp/search?q=Screw+up+one%27s+eyes&ref=sa


つまり

narrow his eyes や

screw up his eyes は

確かに「目を細めて」はいるのですが

しかし英語で「目を細める」という場合は、はっきり言って


narrowed eyes.png


こういう目をすることです。


つまり、

Father saw my girlfriend and narrowed his eyes.

この日本語訳は

「父は、私のガールフレンドを見て、いぶかし気な目をした。」

これが正解です。



表面的には、同じ表現ですが、意味しているものは正反対なので注意が必要です。



武山光良


2016-08-12 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

悪の手にかかったとき、その悪の手は何本?


こんにちは、武山光良です。

英語の特徴の一つとして、名詞に 単数形 と 複数形 があることが挙げられます。


日本語の場合、単数と複数の使い分けは

数詞 と 類別詞 を組み合わせて表現します。

一冊の本、二冊の本 
一台の車、二台の車 
一杯の酒、二杯の酒



でも英語の名詞には、必ずと言っていいほど複数形があります。

dish,fish,carp,deer,sheep など、単複同型の名詞もありますが、それはむしろ例外です。


例えば、hand という名詞を見てみましょう。

images.jpg



hand とは 手 のことです。

これを使った表現は多いのですが・・・


Business at hand 今とりかかっている仕事

Day is at hand. 夜明けは近い。

などのように、単数形のときに、悪いイメージは全くといっていいほど無いのですが、

これが hands と複数形になると俄然イメージが変わります。

manote.jpg


この写真の「悪の手」は一本ですが、

at the hands of 〜のせいで
abuse at the hands of 〜から受けた辱め
come at the hands of 〜の支配力に屈する

destruction at the hands of terrorists テロリスト(の手)による破壊
die at the hands of 〜の手に掛かって死ぬ
suffer at the hands of 〜の手にかかって苦しむ


どうでしょう?

複数形の hands は悪いイメージでしょう?


でも、必ずしも hands と複数形だから悪い意味ということはありません。

ただ、hand では悪い意味には使いません。
悪く言うときには、必ずと言っていいほど、なぜか hands と複数形になります。


複数形を持たない日本人には理解しがたい現象ですね。


つまらないトリビアかもしれませんが、英語におけるニュアンスの違いって、こんなところにもあるというお話でした。



武山光良


参照URL

http://eow.alc.co.jp/search?q=hand

http://eow.alc.co.jp/search?q=hands

http://eow.alc.co.jp/search?q=at+hand

http://eow.alc.co.jp/search?q=at+hands





2016-07-29 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本の天皇 = エンペラー は誤訳だ! 

新聞の報道では、天皇陛下が生前退位のご希望を持っていらっしゃるとか・・・

http://www3.nhk.or.jp/news/special/japans-emperor/



実は、私の大叔父(祖父の弟)は武山正吉という名の近衛兵でした。

戦時中、昭和天皇が移動される時に、昭和天皇の車の周りを護衛する8台のオートバイの中の一台が大叔父だったそうです。

そういう理由もあって、天皇家には関心があるのですが・・・

しかし、本ブログは政治ブログではなく、あくまでも英語ブログです。

なので、「天皇」の英訳に関してコメントしたいと思います。

天皇は、ながらく Emperor と訳されています。


koutei.jpg


これは既に固定化してしまっているので、今さら誰が何を言っても変わらないでしょうが・・・


ですが、Emperor は誤訳です。

というのも、Emperor は 血筋や血統は関係ありません。

ナポレオン が Emperor になったのが良い例です。


imgres.jpg


そして、血筋や血統に関係なく、政治力を発揮して広域を統治するのが Emperor です。
一番わかりやすい言い方をすると、帝国(Empire)の君主が Emperorです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Emperor

http://www.etymonline.com/index.php?term=emperor




ですが、天皇は、

「我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ」
(我が皇室の祖先たちが国を御始めになったのは遙か遠き昔のことで)

と戦前の教育勅語にあったように

「万世一系」であることが特徴です。



日本国憲法にも、

第2条
〔皇位の世襲〕
皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

と、あります。

http://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j01.html#s1



世襲なのです。

つまり、「血筋が大切だよ」と言っているのです。

それならば、Emperor ではなく King  と訳すべきです。


先ほども言いましたように、Emperor では世襲というニュアンスが出てきません。

その点、King は King という言葉そのものが、血のニュアンスが強いです。

http://www.etymonline.com/index.php?term=king



kin に家族、同族などのニュアンスがあるからこそ 
kindred や
kinship という言葉も生まれます。

http://eow.alc.co.jp/search?q=kindred

http://eow.alc.co.jp/search?q=kinship




そして、同族の者に対しては自然と態度も kind になります。

http://www.etymonline.com/index.php?allowed_in_frame=0&search=kind
(「親切さ」と「種類」が なぜ同じ kindという言葉なのか、これでわかります)



で、本日の結論ですが、

血筋を重んじる日本の天皇は 

King が正しい英訳です。


Emperor では、北海道も沖縄も含めて
「自分は日本人である」という意識を持つ者の多くが天皇に対して抱いている
「同族の長に対する愛情」のようなものが、うまく伝わりません。



日本は現在も広域を政治的に支配しているわけではありません。

ただ、明治新政府が、日本を近代国家にする為の方法として、
当時、普仏戦争に勝利して誕生したばかりのドイツ帝国に範を取って、
立憲君主制を取り入れることを選択した、

その名残として、Emperor(カイザーの英訳)という呼び方が定着しているだけなのです。




同族の中心的存在を意味する King が「君臨すれども統治せず」ということは
理論的にもおかしくありません。


しかし、政治力の権化のような Emperorという称号を名乗りながら

「象徴です」「君臨すれども統治しません」というのは 

英語として無理があります。



今、世界を見渡しても Emperor を名乗っているのは、日本の天皇だけです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E5%B8%9D




外国人に不思議がられるのは当然です。

無理に「いや、本当に Emperor なんです」と外国人に説明すると

「では、日本はいまだに帝国なのか?」
「では、北方4島の返還要求も、領土的野心のあらわれなのか?」
「戦後、日本は国民国家になったのではないのか?」

などという議論に陥る可能性があります。



そうはいっても、今さら Emperor という呼び方は変えられないでしょうから、
英語を話す日本人として、外国人に質問されたときには正しく説明できるように、
せめて、理論武装だけはしておきましょう。


ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました
(it is very kind of you).


武山光良


注記および編集後記:
本ブログはあくまでも英語ブログであり、今回も、時代の変遷によって完全に誤訳となってしまっている
天皇 = Japanese Emperor の間違いを指摘することが目的であり、他意はありません。


また、「皇帝」と言う日本語を使うと、「中国の皇帝」なのか、それとも「Emperorの日本語訳としての皇帝」なのか、論理が混同する可能性があるため、ここではあくまでも「天皇」「Emperor」「King」という三つの言葉を定義して議論を展開することにとどめています。

また、私は個人的見解として、天皇という存在を最も正確に説明する為には、
「Supreme Priest of Shintoism」(神道における最高聖職者)という言葉を使うのが良いと思っておりますが、
そのように説明すると今度は「神道とは何か?」と質問されるのが常であり、話が終局を得ません。


ですから、便宜上、「戦後は、実質的には King です。そして君臨すれど統治しません」(King reigns, but does not govern)と説明するのがベストだと思います。

事実に近いし、しかも外国人にとって分かりやすい説明だからです。


2016-07-21 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国境の無いネット社会が来る


アルビン・トフラーがその著書 第三の波 の中で、

3000-4000年前の農業革命 → 産業革命 → 情報革命 と
情報化社会の到来を予言したのは、もう35年くらい前のことです。

images.jpg



当時は、インターネットもまだ存在しませんでした。

しかし、彼の慧眼はまさに正しかったと思います。

私が、こうやって英語に関する「徒然草」のようなブログを書いて
そこに毎日平均して100~150名の新規読者が訪れ、
300〜450ページが毎日読まれています。

これ、コストがゼロ円なのです。
私は、全くお金をかけていません。

では、どうしてこんなブログが成り立つのかというと、
この画面の一番左上にSeeSaa という文字があり、その右側にPRがありませんか?

シーサーブログは、この宣伝で儲けています。

また、ブログを訪れる人があまりに少ないと、
このような広告はもっと派手にドンと現れます。


この情報化社会においては、国境の持つ意味は薄れ、国際言語を操れる人は
人的ネットワークの意味でも、情報入手の意味でも、
さらに情報発信という観点からも、優位性を持ちます。

この傾向は今後もどんどん強くなっていくでしょう。




もう一つの「情報化社会」の実例ですが、またイチローのネタになります。

イチローを応援しているエイミー・フランツさんが
イチローを応援し続けているうちに資金難になりました。

12806709_1468104765.9883.jpg



アメリカは 大 き な 国 です。


imgres.jpg


メジャーリーグで、イチローが最初に入団したマリナーズはワシントン州シアトルのチームです。
地図で言うと、左上です。

今いるのは、フロリダ州のマイアミのマーリンズです。
地図で言うと、右下です。

同じ国の中といっても、ものすごく離れています。


セントルイス → フィラデルフィア → マイアミ と追いかけ続けるうちに
エイミーさんは資金難になりました。

そこで、イチローのメジャー3000本にちなんで、
3000ドルを目標にネット上でカンパを募りました。


https://www.gofundme.com/2dkeuuc


そうしたら、私がこのカンパ募集に気が付いたときには、既に6000ドル以上集まった後でした。

見ると、匿名で平均30ドルくらいドンドン集まっています。


日本にいるイチローファンでも、自分でアメリカまで応援にいくのは、
時間も取れないし、費用も馬鹿にならないし、無理な人も多いでしょう。

でもイチローを応援したい、そういう気持ちをエイミーさんに託しているのです。

平均、40ドルちょっとくらいです(147人が合計6011ドル)。


こんな送金も昔はありえませんでした。

昔、海外送金は、それだけで手数料が何千円もかかったのです。


今でも、普通に銀行に行って海外送金を頼んでみてください。

日本の銀行側でまず4000円、受取り銀行側でも何千円も手数料がかかります。
途中にコルレス銀行が登場する場合には、そこがまた2000円くらい取ります。


つまり、昔は、海外の女性に5ドルのカンパなんてありえなかったのです。

今はPayPalなどを通して、アッという間に低コストで国際送金ができます。
(このエイミーさんへのカンパは、クレジットカード決済です)


で、今日は、何が結論か?

まず、
インターネット、コンピューターに強くなりましょう。
さもなくば、デジタル・デバイドの敗者(情報弱者)になります。

そして英語を鍛えましょう。
どこの国でもインテリは英語くらい話します。


そして最後に・・・日本人の善意を伝える意味でも、
エイミーさんにカンパしましょう。



武山光良


2016-07-20 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

そんな「ヒヨコの餌」に興味は無い?

I am not interested in such a chicken feed.


2038897-chicken-having-a-meal-Stock-Photo-feed-chick-chicken.jpg


これは、

そんな「はした金」には興味が無い

という意味です。


http://eow.alc.co.jp/search?q=chicken+feed

http://eow.alc.co.jp/search?q=%e3%81%af%e3%81%97%e3%81%9f%e9%87%91



日本語でも面白い表現がありますね?

そう、「スズメの涙」です。

どういうわけだか、日米ともに、量(額)が少ないことを表現するのに、

ヒヨコだの、スズメだのと、小さな鳥を持ってくるところが面白いですね。

って、こんな比較をして面白がっているのは、わたしだけ・・・?


でも、この

Chicken feed だの
Birdseed (鳥の餌にする種子類) だのは、

アメリカ英語ですし、しかも俗語ですから、気をつけて使ってください。


イディオムや俗語は、聞いてわかるという程度にとどめておく方が無難です。


武山光良



2016-07-13 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

そんなの一切れのケーキだ?


It’s a piece of cake.


logo1.png



これは、日本語でいう

簡単な仕事だ。
朝飯前の仕事だ。

という意味になります。

http://eow.alc.co.jp/search?q=a+piece+of+cake&ref=sa


彼らはケーキをよく食べますし、一片のケーキならば
それこそ、あっという間に食べてしまうでしょう。

だから、あっと言う間に片付く ➡ 簡単な仕事 

という意味なのでしょう。



むしろ、日本語の 「朝飯前」 の方が意味が深いと思います。


af50de801eca5986d830a7fd9833be04.jpg


つまり、昔の人は、朝ごはんの前に仕事をしたということです。

朝、起きたら、奥さんが食事の支度をしている間待っていないで、その短時間のうちに終わる仕事をする。

そういう短時間で終わる仕事のことを「朝飯前」の仕事と呼んだのでしょう。



現代では、朝ごはんを食べてからバスや電車に乗って会社や工場に行き、そこから仕事が始まるのが通常でしょう。


だから、「朝飯前の仕事」は事実上無くなりました。

ただ、言葉として残っているだけです。

しかし、この朝飯前という言葉は日本人が本来持っている勤勉性をよく表した良い言葉だと思います。



武山光良


2016-07-12 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イチローの英語力の真実

こんにちは、武山光良です。

今日は、イチローの英語力が素晴らしいということをお話します。

イチローはいつも通訳を介して話すので、彼の英語力はあまりわかりません。

しかし、ここにイチローが英語で書いた手紙があります。

名宛人はエイミーさん。

イチメーターでイチローのヒット数をいつも表示して、イチローを応援し続けた人です。

ichimeter1120.jpg



イチローがヤンキースにトレードされてシアトルを去った直後のクリスマスのことです。

イチローは、エイミーさんにバットとスパイクを贈りました。


これは、そのときの手紙です。

ichirothankyou1.jpg



Dear Amy,

Thank you for your loyal support during my career in Seattle.

Your unique and faithful way of cheering was a constant inspiration to me.

Although the color of my spikes have now changed, I would appreciate your keeping a pair from my Mariners’ years.

Best, Ichiro



という手紙です。

これはイチロー本人が自分で書いた英語だと思います。

というのも、アメリカ人の目を通せば、

Although the color of my spikes has now changed と直されたはずです。

しかし、その直前が spikes と複数形なので、おもわず have にしてしまったのでしょう。

これは、日本人が特に会話ではやりがちなミスです。

まあ、ですから、イチローが自分で書いたのでしょうが・・・・


それにしても素晴らしい英語です!

特に、inspiration という単語の選択が素晴らしい。

「あなたの他に例のない、そして誠実な応援は、常に私を励まし続けました」
(訳責:武山光良)

このインスピレーションという英語を、通常、日本人は「ひらめき」だと思ってしまいます。
日本語ではそういう使い方しか、しないからです。

しかし、インスピレーションは、

Spirit が in してくる、つまり精神が自分に入ってくるというのが語源なので、
人を元気づける、鼓舞する、勇気づけるときにも使います。


http://eow.alc.co.jp/search?q=inspiration

http://eow.alc.co.jp/search?q=%e9%bc%93%e8%88%9e

http://www.etymonline.com/index.php?allowed_in_frame=0&search=inspiration
(rouse は人を奮起させるという意味です)



イチローは、まさに素晴らしい適切な単語を選んでいます。

この inspiration の使い方は日本人離れしています。



いろいろな意味で、インテリジェンスを感じるイチロー選手。

大リーグだけで3000本のヒットというのは、デビューが遅いことを考えれば驚嘆に値します。

これを書いている時点で、あと14本に迫っています。

なんとか無事に、7月中には達成して欲しいものです。


みなさん、野球だけではなく、自己実現の天才で、
インテリジェンスの固まりのようなイチローを応援しましょう。


武山光良


2016-06-29 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「イギリス人」という英語は無い?

イギリスに世界の注目が集まっています。

ところで、そのイギリスっていう国は何でしょう?

そして「イギリス人」って誰でしょう?

「イギリス人」って英語では何と言うのでしょうか?


beefeater-gin.jpg


「彼はイギリス人です」
He is English.

そのように、学校では習いますね?

でも、 English は「イングランドの」という形容詞です。

名詞は、Englishman です。


そして何より、これは「イギリス人」ではなく「イングランド人」を意味しています。

He is English

または

He is an Englishman.

それは、「彼はイングランド人です」 という意味です。



実はイギリス人という言葉は非常に英語に翻訳しにくいのです。

イギリス人の英訳

Beefeater (牛肉を食べる人)← いくらなんでもそれは慣用表現であって正式名称じゃないでしょう。


Briton と言う言葉もありますが、あまり一般的ではありません。
そもそも、それはケルト人を意味する言葉です。

ケルト人は、イギリスの先住民族で、
アングロ・サクソンに追われて、現在はウェールズ地方(およびコーンウォール)などに多く住んでいます。


アジア人である日本人が

Are you a Brit?
Are you a Briton?

とは聞かない方が良いでしょう
(それに後で述べますが、それには北アイルランド人が含まれていません)


Untitled.png

English と学校で習う表現は、イングランド人のことであり
English とは、ウェールズ人や、スコットランド人や
まして北アイルランドに住む人のことを指してはいません。



結局、

「彼はイギリス人です」に対しては

He is British というのが私の答えですが

British は形容詞であって、「イギリス人」を意味していません。

集合的に the British と言えば、それは「イギリス国民」を意味します。

an Englishman に相当するような a Britishman という言葉は存在しません。


更に言えば、Britishには、グレートブリテン島に住む人と言うニュアンスが強いので

英国に現在組み入れられている北アイルランドの住民は、厳密には British でない可能性があります。

http://resources.woodlands-junior.kent.sch.uk/customs/questions/britain/britain.htm

https://en.wikipedia.org/wiki/United_Kingdom_national


つまり、日本人が考えるような、一人の「イギリス人」を意味するのに
ピッタリくる言葉は無いのが現実です。


正式に言えば、

He is a national of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland.

ということになるのでしょうが、空港のイミグレーションでもない限り、普通は使わない言葉だと思います。




サッカーでもイングランド代表と言ってワールドカップに出てくるのを見て
イギリスは本当に「まとまらない国だな」と感じます。


でも逆に、日本くらいよくまとまっているのが、
世界的に見れば、かえって「変」なのです。

そういう奇跡の国に生まれたことに感謝しましょう。



ながながと書いて、すみませんでした。

でも、「彼はイギリス人です」の英訳はそれほど難しいという
あくまでも英語ブログの英語のお話でした。



武山光良

2016-06-29 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「イギリス人」は「ヨーロッパ人」ではない?

故サッチャー首相は、最後まで欧州統合には懐疑的な姿勢で、
それが彼女の晩年の失脚を招きました。


thatcher-flag_2530409b.jpg


しかし、イギリスは歴史的に見て、
常に欧州大陸とは一定の距離を置いていました。

今回、国民投票でEU離脱を国民が選択したことは、ある意味、
「イギリスはやっぱりイギリスだった」という感じもするのですが・・・・・


だいたい、日本人は「イギリス人は、当然、ヨーロッパ人である」
と思っている人がほとんどですが、

しかし、イギリス人は、自分達が European(ヨーロッパ人)と呼ばれると、
少し当惑した顔をします。

http://www.dictionary.com/browse/europe

In British usage, Europe sometimes contrasts with England.
(イギリス英語において、「欧州」はしばしば「イングランド」と対比して用いられる)

このように、英語において、Europeanとはイギリス人を含まないのがふつうです。
わざわざ European allies including Britain  と言う言葉があるくらいです。

つまり、European とは欧州大陸に住む人達のことを指す言葉であり
イギリス人を含んではいません。


しかし、定義として
ヨーロッパは、アジア、アフリカ、アメリカ、オーストラリア などと対立する概念であり
そのように定義した場合には、イギリスもヨーロッパに含まれると思います。

私が言っているのは、あくまでもイギリス人達の意識の問題であり
英語の用法の問題です。
 



そういう意識を持っているイギリス人ですから、
欧州連合参加は最初から無理だったのでしょうか?





ところで、日本人もアジアに住む、アジア人であることは間違いないのですが、
欧米人に「アジア人」と呼ばれると抵抗を感じる人は、いるのではないでしょうか?


なんとなく、中国、韓国、東南アジアと一緒にされるのは嫌だなと・・・・



でも、人種的には、自分達はアジア人であると頭ではわかっていても、
なんとなく「自分達は少し違う」と思い込んでいる日本人はいると思います。



まあ、このブログは、英語ブログなので、政治には深く立ち入らず
(私自身、どーせあんまり知らないし)

イギリス人達の自己認識に今回の話はとどめておきます。


そして、このイギリス人という定義がまた厄介なので、別な記事で扱います。



武山光良

2016-06-26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イチロー おめでとう。でも、通訳はメモを取れ!

イチローが通算安打記録で世界新記録を記録しました。


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日本のプロ野球とメジャーの記録を合算したものなので、当然、異論のある人はいるでしょう。

しかし、アメリカに行った初年度に首位打者になっているわけですから、
もしももっと早くメジャーに行っていれば、
記録はさらに大きく伸びたことは間違いないでしょう。


で、このブログですが、野球ブログではありません。

英語ブログなので、英語に関してコメントするわけですが、

イチローは完璧主義者で、自分自身が英語で話して誤解が発生することを嫌う為、必ず通訳を介しています。

この通訳は英語が母国語なので、当然、英語は私なんかよりもずっと上手です。

で、何が問題なのかと言うと、彼はメモを取らないことです。

だから、時々「抜け」があったり、少しイチローの発言とニュアンスの違いがあったりします。

せっかくイチローが誤解の無いように通訳を介しているのだから、
通訳は正確を期すようにガンバってほしいものです。





この動画の 3:25 からの部分です。

イチロー
「人が 喜んでくれれば それでうれしいし・・・」

通訳
”what people think about, you know, about that record, ah you know they recognize it, I’d be happy” (人が記録を認識してくれるならば、うれしい)



これは、大きな違いですね。

でも、実際に完璧な通訳をするのは難しいので、
私の言っていることはイチャモンみたいなものですが、

イチローは、記録を認めて欲しいとは一言も言っていません。

これは大きな誤訳です。

recognize ← これがマズかったですね。





ところで、イチローは、すごく日本的な婉曲表現でピート・ローズを批判しています。

「ジーターのような 出来た人間 がいつかローズの記録を抜いて欲しい」

↓↓↓

(そして、ピート・ローズから人を批判する立場を奪い、彼に代わって頑張った後輩みんなにエールを送ってほしい。)

括弧書きのイチローの心の声というか、裏のメッセージは、当然、私の勝手な想像です。

しかし、イチローの、ピート・ローズに対する精一杯の皮肉も、この通訳は訳していません。

「出来た人間」というのが訳しずらいのか、もしかして理解できなかったのか?

この文脈で、出来た人間とは、respectable person (尊敬できる人間)でしょう。

尊敬できる人間にピート・ローズの記録を抜いて欲しい。

(ピート・ローズは人間が「出来て」いない。大記録を作った先輩として尊敬していたかったのに残念だ。)という気持が暗に込められています。




ですが、この婉曲表現にイチローの日本人らしさを見ました。

と、いうことで、

私は、日本人イチローの快挙を、素直に喜びたいと思います。


また、ピート・ローズ以外の、イチローの快挙を素直に称賛している
全てのアメリカ人達にも幸多かれと祈ります。


武山光良

2016-06-17 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(続)アメリカ人とベースボール

こんにちは、武山光良です。

こないだ、アメリカ人がいかに野球を愛しているか、という話を書きました。

http://bbsenglishbbs.seesaa.net/article/430897805.html

このTake me out to the ballgame と言う歌は、
私はてっきり子供の為の歌だと思っていました。

こんな感じで・・・





ところが、偶然、この元歌を見つけました。





これが、なんと1908年の歌だそうです。

100年以上前です。

そして、この動画に

"Before my grandma died she always sang this to me when she was happy"
(おばあちゃんが生きていた頃、機嫌が良い時は必ずこの歌を僕に歌って聞かせてくれた)

などという書き込みが残っています。

やっぱり、アメリカ人がいかに野球を愛しているか、ちょっと日本人とは違いますね。



Katie Casey was baseball mad.
Had the fever and had it bad.
Just to root for the home town crew.
Every soul Katie blew.
On a Saturday her young beau
Called to see if she'd like to go
To see a show, but Miss Kate said No
I'll tell you what you can do

Take me out to the ball game.
Take me out with the crowd.
Buy me some peanuts and Cracker Jack.

I don't care if I never get back.
Let me root, root, root for the home team.
If they don't win, it's a shame.
For it's one, two, three strikes, you're out
At the old ball game.

Katie Casey saw all the games.
Knew the players by their first names.
Told the umpire he was wrong.
All along, Good and strong.
When the score was just two to two.
Katie Casey knew what to do.
Just to cheer up the boys she knew.
She made the gang sing this song.

Take me out to the ball game.
Take me out with the crowd.
Buy me some peanuts and Cracker Jack.

I don't care if I never get back.
Let me root, root, root for the home team.
If they don't win, it's a shame.
For it's one, two, three strikes, you're out
At the old ball game.


驚いたことに、元歌の主人公が、そもそも

野球が大好きな女の子でした。

それも、100年以上前の・・・

う〜ん、違うというか、深いというか・・・


2016-02-13 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おおスザンナ---誤訳で名曲も台無しだよ、スザンナ

こんにちは。武山光良です。

世の中にはひどい誤訳(間違った訳)が多すぎます。

でも、私も自分の専門分野じゃないときには
誤訳をしていると思うので
あまり人を攻撃するのはいけませんが・・・・

スティーブン・フォスターの名曲
「おお スザンナ」についてです。




この津川主一さんの訳詞がひどいのなんの・・・

1 私ゃアラバマからルイジアナへ
バンジョーを持って出掛けたところです
降るかと思えば日照り続き 旅はつらいけど泣くのじゃない
おお スザンナ泣くのじゃない
バンジョーを持って出掛けたところです

2 船に乗り込んで川を下り
さまざまな事に出会いました
時には死ぬような思いをして 息をこらしたり立ちすくんだり
おお スザンナ泣くのじゃない
バンジョーを持って出掛けたところです

3 けれど静かな夜夢の中に
幾度(いくたび)スザンナを見たことだろう
丘をおりて来るあのスザンナに 南から来たと私は言う
おお スザンナ泣くのじゃない
バンジョーを持って出掛けたところです

4 やがてルイジアナへ着く日が来る
そしたらスザンナにすぐに会える
けれどもしかして会えなかったら 生きてるつもりは少しもない
おお スザンナ泣くのじゃない
バンジョーを持って出掛けたところです


どうしてこれが誤訳か?
原曲を聞きましょう。



1.
I come from Alabama with my Banjo on my knee.
I'm going to Louisiana my true love for to see.
It rained all night the day I left, the weather it was dry.
The sun so hot I froze to death−Susanna, don't you cry.
Oh! Susanna, oh don’t you cry for me.

I come from Alabama, with my Banjo on my knee.

2.
I had a dream the other night, when everything was still.
I thought I saw Susanna dear, coming down the hill.
The buckwheat cake was in her mouth, a tear was in her eyes,
I say, "I've coming from the South"-Susanna, don't you cry.
Oh! Susanna, oh don’t you cry for me.

I come from Alabama, with my Banjo on my knee.

3.
I am going to New Orleans, and then I'll look all around.
And if I find Susanna, I'll fall upon the ground.
But if I do not find her, then I will surely die.
When I'm dead and buried−Susanna, don't you cry.
Oh! Susanna, oh don’t you cry for me.

I come from Alabama, with my Banjo on my knee.



Don’t you cry for me. は
「泣いておくれ」であって
「泣くのじゃない」ではありません。


特に最後の
And if I find Susanna, I'll fall upon the ground.
But if I do not find her, then I will surely die.
When I'm dead and buried−Susanna, don't you cry.

もしも君に会えたなら、僕は地面に倒れこんでしまうだろう。
でも、もしも会えなかったら、僕は死んでしまうのだろう。
僕が死んで土になったら、スザンナ、泣いてくれるかい

(訳責:武山光良)


こういう抒情的な歌詞なのに、それが日本語の歌詞では全く伝わっていません。
だいいち「泣くのじゃない」では意味が真逆です。

大先輩の悪口は言いたくないが、ひでえ誤訳だよなぁ・・・

フォスターが可哀想です。

と同時に、この曲の本当の良さを味わえない
過去・現在・未来の日本人たちも可哀想です。

翻訳は重要な仕事ですね。

ということです。


追伸:
この動画の人が吹いている笛のようなものはカズーと言います。
笛ではなく、あれに口を着けて「歌い」ます。
確か、アフリカ由来の楽器だったと思います。


それにしても、この曲は ド から ラ までしか音を使いません、
つまり、1オクターブも使いません。

だから誰でも歌えます。
本当に大衆向きに作られた歌です。

それでいて、これだけ心に残るメロディーで
さらに歌詞も印象的です。

スティーブン・フォスターの真骨頂は、やはり
この「おおスザンナ」ですね。



後日談:
ひどい誤訳に気がついたのと、これが文部省唱歌(文部科学省唱歌?)であり
小学生に広く歌われている事実があるので、

文部省のウェブサイトから意見をメールで送りました。


もし返事が来たら、またここに載せておきます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

武山光良

2016-02-04 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカ人とベースボール

こんにちは、武山光良です。

野球はアメリカの国技です。

日本でも野球は深く社会に根付いたプロスポーツですが、

やはり本場アメリカほどではないかな、とも思います。

例えば、この歌です。





日本で、チームに関係なく野球を応援する歌があるでしょうか?

それも子供が「野球を見に連れてって」と親にねだる歌です。

I don't care if I never get back
(もう家に帰らなくてもいいや)

なんとも可愛い歌詞です。


この野球少年の歌を大人がみんなで大合唱します。

しかも、日本でスポーツの応援歌というと
どうしても勇ましくなるというか
通常は4拍子になるのですが

この歌は、ウキウキした子供の気持ちが
ワルツのような3拍子で表現されています。

根っからの野球少年の歌です。

アメリカ人なら誰もが知っている、誰もが大好きな歌です。



Take me out to the ball game

Take me out with the crowd

Buy me some peanuts and cracker jack

I don't care if I never get back

Let me root, root, root for the home team

If they don't win, it's a shame

For it's one, two, three strikes, you're out

at the old ball game


野球を見に連れてって
大観衆の中に

ピーナッツとクラッカージャックを買ってよ
もう帰らなくてもいいや

味方のチームを応援しよう

負けちゃダメだよ
だって1,2,3ストライクで
もうアウトになっちゃったじゃないか
(訳責:武山)




ところでテーマが野球から逸れますが・・・

shame は辞書では「恥」ですが、

It is a shame は「恥だぞ」と言うよりは

残念だ
悔しい
ひどい

くらいの感じでしょう。


欧米は罪の文化で
日本は恥の文化

というようなことを書いてあった本がありましたが

確かに日本の「恥」はそのまま英語にはならないと思います。


辞書の shame = 恥 という対訳には注意が必要であり、この歌にもそれは当てはまります。




もう一点、Cracker Jack はクラッカーのブランドですが、特徴として必ず「おまけ」が付いています。

それで、アメリカ英語では

"It came in a Cracker Jack box" と言うと

「あまり価値のない物」という意味に使われます。


武山光良


2015-12-09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

國弘正雄先生を懐かしむ


こんにちは、武山光良です。

若くて元気だった頃の国弘先生の声を YouTube で発見したのでシェアします。






それにしても、ものすごいですね。

これだけきれいな表現で、しかも難しい単語も適切に使いながら
自由自在に英語を話せる日本人は、今でもほとんどいないと思います。

先生の語彙力は5万単語以上あるでしょう。
英検1級の語彙力は1万5千単語なので、その3倍以上の実力だと思います。

すこし脱線しますが、
一流大学を出たイギリス人やアメリカ人で4万単語程度だそうです。
ちなみに、シェークスピアは推定10万単語と言われています。


話を戻して
私が國弘先生を初めて見たのは、まだ高校一年生の頃、北海道の草深い田舎で見た
NHKテレビ英会話中級の番組です。

先生は源氏物語の英訳で有名なサイデンステッカー教授と対談していました。

「何だかほとんど理解できないが、とにかくすごい」という印象でした。

その後、先生は政治家になったりと波乱の多い人生でしたが、
今こうして先生の元気な頃の英語を改めて聞くと、

できれば一介の英語の先生のままで一生過ごしてほしかったと思います。


あの、
”to・・ah・・to・・ah・・to・・・・・・・・・”
と言った後に、聞いたこともない難しい単語がドンと出てくる先生の英会話スタイルは、
このテープの中でも健在です。

この先生の話を聞いて、また新しい単語を覚えました。

先生、ありがとうございます。

合掌







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2015-12-03 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TOEIC高得点者が答える「役に立った教材」


こんにちは、武山光良です。

ネットで、こんな調査を発見しました。

kyozai ranking.png


ビジネス雑誌の「プレジデント」が行ったアンケートで
TOEICの高得点者に聞いた「役に立った教材です」

http://president.jp/articles/-/8634


第一位
私も使った「NHKラジオ講座」です。
私の時の講師は、東後勝明先生でした。




第二位
やはり、ヒアリングマラソン です。
これを聞かないと、本物の英語が聞き取れるようになりません。


第三位
「TEOIC公式問題集」
これはTOEICの高得点者に対するアンケートなので当然です。


第三位
「DUO」
なんじゃそれは?
私は知りません。


第四位
「TIME」
私も苦労して読みました。
でも、私はNEWSWEEKで十分だと思いオススメします。





良かったという意見よりも悪かったという意見の方が多い教材として
・スピードラーニング
・イングリッシュアドベンチャー(家内が持っていたので私も聞きましたが、酷かった)

この二つは要注意ですね。



面白いのは私がご紹介している
「試験にでる英単語」の評価が低いことです。

でも、たしかにあれは大学受験用であってTOEIC向きではありません。


NOVAの評価が低い?
あんな「NOVAうさぎ」だので客を釣って、
広告費をかけすぎてアッと言う間に倒産するような会社、ダメに決まっています。




そろそろ、結論。

いつの時代も良いものは良いのですね。

NHKラジオ英会話が、講師が変わっても評判が良いというのは
スタッフの資質などが伝統的に高いからでしょう。

伝統って大事でして、
組織は人が入れ替わっても、組織の特徴は生き残ります。

NHKラジオ英会話
これからも頑張ってください。

NHKラジオ英会話、万歳!

Tens of thousands of years’ prosperity to NHK English Conversation Programs!
Cheers! (万歳を英語で言うとこんな感じかな? でも長すぎますね)


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

武山光良







2015-11-23 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英語の訛りと方言

私は、アメリカ人であれば、話をしていると出身が東海岸か西海岸が南部かを当てることができます。

まず、90%は当たります。

US map.gif

南部は誰でもわかりますよね?

問題は、西海岸と東海岸です。

イメージなんですが、西海岸の人は難しい単語をあまり使いません。

そしてゆっくり話します。

何より、すごくアメリカ英語っぽいです。

それに対して、東海岸は、アメリカ特有と言われているような癖があまりありません。

イギリス英語とまではいきませんが、やはり東部エスタブリッシュメントは、
あまりアメリカくさい英語を話すのが嫌なようです。

それで「東海岸出身ですか?」と聞くと、たいてい当たります。

少し難解なのは、北部の工業地帯にいる労働者たちです。
そもそも英語も教科書どおりじゃなくて、わかりずらいですし。

出身地当てクイズ、なかなか奥が深いですよ。


イギリス英語とアメリカ英語の聞き分けは誰でもできると思いますが、

イギリス英語に対する私の印象は「第2アクセントが聞こえない。第1アクセントが強すぎる。」というものです。

もう、これだけで直ぐにイギリス英語だとわかります。



ご参考 → イギリス英語とアメリカ英語の比較に役立つアプリの紹介記事





むかし、アメリカの銀行で働いていたときのことですが、
経理システムを紙媒体からコンピューターシステムに移行するプロジェクトに関わりました。

メンバーはイギリス中心だったのですが、スコットランドやら何やら、
わからん英語のオンパレードでした。

アメリカ人に「スコットランド人の英語は完璧にわかるか?」
と聞いたら
「大体、わかるよ」という返事でした。

さすがにネイティブですね。大体でもわかれば大したものです。



イギリスの少年が、世界中の訛りを再現しようとしている動画です。








余談ですが、この訛りの問題は深刻でして、
日本語でも青森の田舎のおじいさんが話す言葉を私は一割も理解できません。


また、大阪出身の友人と浦安の古い飲み屋で飲んだ時のことですが、
私達の背後で古い浦安弁を話すお婆さんが二人、飲みながら話していました。

「話の内容、半分くらいならわかる?」と聞いたら
「そんなにはわからない」と言うことでした。

私は若い頃、浦安に4年以上住んだことがあり、
浦安弁に慣れているので、8割近く理解できたと思います。
それでも2割はわかりません。


日本人同士でも言葉が訛ると本当にコミュニケーションは難しいものです。

いわんや外国語をや、ですね。

日本の英語教育は、もっと聞き取りに力を入れて、
いろんな訛りに対応できるようにする必要があると思います。




2015-11-15 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人間の語感って似ている?

英語をやっていて、

「これは偶然なのか?」と思うようなことがときどきあります。

glare.png

例えば、日本語で「ギラギラした奴」、「ギラつく太陽」、「目がキラリと光る」など
光をイメージする言葉には、G-L(K-L)の子音を組み合わせて表現しているものがあります。

英語でもG-Lと子音が続くと光をイメージさせる言葉が多いのですが、これは偶然だと思いますか?

glitter ピカピカ[キラキラ]光る[輝く]
glare キラキラ光る[輝く]、ギラギラ光る、目立つ
glance 光が一瞬きらめく、輝く
glaze 〜のつやを出す

つまり、例外は当然あるものの、
民族を問わず、G-L の子音の連続は光を連想させることが多いと言えます。

glance 光が一瞬輝く ⇒ ちらっと見る 

と意味が変わっていき、

すると、

obvious at a glance という言葉の意味が 
「一目瞭然」と言われても、

「ちらっと見て明らか」なのだから、確かに「一目瞭然」だな、と納得がいきます。

元になっているのは、G-L の子音組み合わせに対する人間のイメージが似ているからだとは思いませんか?


じゃあ、お湯がぐらぐら煮え立つというのはどうなんだ?とか聞かないでくださいね。

あくまでも、そういう傾向があるのでは?という仮説です。


2015年11月9日追記
あの人は、スラッとしている。スラリとしている。
She is slender. She is slim.

と、いうわけで、

S-L の組み合わせも似ているかも、です。



2017年03月13日追記


英語では、「云々・・・」のようなときに、ブラブラと言います。

http://eow.alc.co.jp/search?q=blar+blar+blar


この英語のブラブラって、日本語のベラベラと似ています。

「あの人は、ベラベラと何でもよく話す」


だから、口がよく回るのは日本語でも英語でも 

B-L の音で表現する傾向があると言える・・・?

(じゃあ、町をブラブラするのはどうなんだ?と聞かないでください。所詮、ただの思いつきですから)







2015-11-09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第二アクセントを覚える必要はあるのか?

こんにちは、武山光良です。

今日はひさしぶりに「英語よもやま話」です。

私自身、翻訳家であり発音の専門家ではありません。

話すことは、ものすごく得意というわけでもないのを前提で、受験生の為に

申し上げますが・・・

第二アクセントは覚えなくても良いです。


graph02.gif


というのは、例えば日本を一歩出ると英語と言えばイギリス英語です。

イギリス英語が世界の標準語です。

イギリス英語にもいろいろありますが、BBCの英語が標準的な英語です。

それを聞いていただくとわかりますが、

第二アクセントは・・・・・・あるにはあるが、非常に弱いです。

はっきり言って覚えなくても良いレベルです。

第一アクセントを非常に強く発音するのがイギリス英語の特徴です。




そのせいかもしれませんが、試験で「第二アクセントはどこか?」というような問題を見たことがありません。

実際、それは試験を難しくしすぎるし、そんなことよりも第一アクセントが重要だからでしょう。


では、第二アクセントは本当に覚えなくても良いのでしょうか?

上で申しましたように、受験対策としては覚えなくても良いです。

あくまでも大学受験や英検のような試験対策としては

第一アクセントだけで十分と申し上げているのです。



しかし、アメリカ人(特に西海岸系)は第二アクセントも発音します。

例えばオバマ大統領の就任演説を聞いてください。


https://www.youtube.com/watch?v=-1ljmtaibC4


開始から3分45秒経過したあたりを聞くとわかります。

イギリス英語ならば  conflict and discord  は 

ンフリクト アンド ディスコード です。

しかし、オバマ大統領は第二アクセントを強調して話しています。

つまり、

カンフクト アンド ディスード  と言っています。



これはオバマ大統領が英語を本格的に学び始めたのが、お祖母さんと暮らしたハワイだったせいも少しあるでしょう。

しかし、演説はリズム良く話した方が心に訴えるので、だからわざとこのようなリズムで話しているのかもしれません。

実際の会話では、このように話さないとも思われます。


オバマ大統領のスピーチは例としてはよくなかったかもしれませんが、
いずれにせよ、アメリカ英語は第二アクセントも発音します
(だから、イギリス英語に比べるとゆっくり話しているように感じます)。


でも、それは世界の標準語ではありませんし、試験にも出ません。

という私なりの英語観をお伝えした上で、第二アクセントを覚えるか否かは読者にお任せします。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


2015-09-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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